和歌の杜 (百人一首)
2016年2月23日火曜日
12
.
「天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ」
僧正遍昭
(意味) 空吹く風よ、雲の中にあるという
(
天に通じる
)
道を吹いて閉じてくれませんか。
(
天に帰っていく
)
乙女たちの姿を、しばらくここに引き留めておきたいので。
そうじょうへんじょう
あまつかぜ
くものかよひぢ
ふきとぢよ をとめのすがた
しばしとどめむ
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2016年2月2日火曜日
11.
「わたの原 八十島かけて 漕き出でぬと 人には告げよ あまのつりぶね」
参議篁
(意味
)
(
篁は
)
はるか大海原を多くの島々目指して漕ぎ出して行ったと、都にいる親しい人に告げてくれないか、そこの釣舟の漁夫よ。
わたのはら やそしまかけて
こぎいでぬと ひとには
つげよ
あまのつりぶね
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2016年2月1日月曜日
10.
「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも あふ坂の関」
蝉丸
(意味)
これがあの有名な、(東国へ)下って行く人も都へ帰る人も、ここで別れてはまたここで会い、知っている人も知らない人も、またここで出会うという逢坂の関なのだな
これやこの ゆくもかへるも わかれては
しるもしらぬも あふさかのせき
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9. 「花の色は 移りにけりな いたづらに 我身世にふる ながめせしまに」
小野小町
(意味)
花の色もすっかり色あせてしまいました。降る長雨をぼんやりと眺めいるうちに。
(わたしの美しさも、その花の色のように、こんなにも褪せてしまいました)
はなのいろは うつりにけりな いたづらに
わがみよにふる ながめせしまに
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